競馬の海外遠征 フランス

接戦

日本馬が競馬の海外遠征をする際長旅の疲れや環境の変化によって、馬が体調を崩してしまうことを心配する人もいます。確かに遠征に強い馬、弱い馬がいることは確かですがそれは実際に行ってみなくてはわかりません。時間的に見れば、国内遠征でもちょっと道路が渋滞したら10時間以上かかってしまいますので、飛行機で移動する海外遠征とさほど違いはありません。検疫にしても、フランスは非常に簡単に済んでしまいますしアメリカもそれほど、時間を取られることはありません。一番苦労するのは、何を隠そうこの日本です。実際いまアメリカとフランスの間では、日常的に競走馬が往来しいろいろな国で競馬を行っています。

環境面について言えば確かに現地の水や飼い葉が合うかどうかという問題はありますが、それを補って余りあるほどとにかく施設が充実しています。特にヨーロッパの調教場は素晴らしいの一言に尽きます。イギリスのニューマーケットやフランスのシャンティなどにある調教場は、広大な土地に自然のままの地形を生かして作られています。日本のトレセンのような人工的なものではなく、自然の中に調教コースがあるという感じになっています。まさに馬にとっては、最強の環境になっています。