海外競馬の馬券を的中 税金に注意

海外競馬のレースは、しばしば日本の中央競馬以上にエキサイティングな展開になります。その海外競馬の馬券を日本から購入したい場合、特定の大きなレースであればJRAのインターネット投票サービスの会員になることで購入できますが、それ以外のいろいろなレースに賭けたいのであれば、ブックメーカーでベットをすることが馬券購入の代わりとなるでしょう。2つある方法のうち、どれを選ぶかは基本的には自由ですが、どちらを選んだにしても注意しなければならない点が一つあります。それは、税金の話です。

海外競馬の馬券を購入し、的中した場合に得られる配当は、国内の競馬で利益を得た場合と同様に一時所得として計上しなければなりません。もし、サラリーマンや公務員などといった給与を受け取っている人で一時所得が20万円を超えた場合や、給与の支払いを受けていない人で一時所得が38万円を上回った場合は、利益が出た年の翌年の2月16日から1ヶ月の間に確定申告の書類を提出しなければなりません。

一時所得は、収益から経費を差し引き、その後特別控除額50万円を差し引いて計算します。ここでいう収益は予想に的中したときに得た配当金の総額で、経費は配当金を得たレースに投票したお金の総額ということになります。もし、確定申告の対象となった場合は、計算した一時所得金額の半分を課税対象とし、所得金額と納税額を計算して申告書に記載します。